手術方法を決める話
手術を受けなければいけないことは決まりました。
しかし、先生たった一人にしか診てもらってない状況はかなり不安。過去に婦人科系手術を受けた友人がいたので相談しました。すると、
「絶対にセカンドでもサードでも聞いた方がいいよ!先生によって全然違うから」
と色々と体験談を丁寧に教えてくれました。彼女には本当に感謝しかありません。
私の場合は妊娠を望むなら↓
・子宮鏡、腹腔鏡、どちらも必須と言う先生が2人
・子宮鏡だけでいいと言う先生が1人
アメリカの先生を含みます。前者2人は、「腹腔鏡手術をすれば帝王切開」
後者は、「腹腔鏡でも必ずしも帝王切開である必要はない」(80歳超えた先生)と全然見解が違いました。
他にロボットを使った腹腔鏡手術があります。日本では先進医療になり、
私のようなケースには保険が使えません。アメリカでは私の保険では大丈夫でした。
ただし、そのロボット使いの先生に「君の場合は開腹した方が全部取れる。ロボットだと取れない筋腫もある」と言われました。
結局ハラキリが怖すぎて決心がつかず、術後の回復も早い子宮鏡下の手術をまず実施する事にしました。
筋腫が発覚した経緯
私は現在30代ですが、元々10代の頃から生理痛は最初の数日は痛み止め必須、
量は多い方でした。あと若干貧血。これは10代から変わらず。
友人にもっと症状がひどい子がいたので、至って普通だと思っていました。
さらには20代後半時の検査では筋腫は全くなく、
自分が不妊の問題を抱える事になると思っていませんでした。
30代で結婚後に不妊治療の為、久しぶりの検査へ。
そこで筋腫が大きいもので6cmあることが発覚。
妊娠を考えるなら手術を進められました。
アメリカでは日本のように、保険証さえあればどこでも診てもらえると言う事はありません。
自分の保険が使える医療機関、医師にしか診てもらえません。結婚後にアメリカに住み始めた私は語学もままならず、塞ぎがちな日々を送っていました。一から病院探して検査なんてとてもじゃないけどハードルが高く、海外生活に慣れることで精一杯でした。
この筋腫の存在も、日本に一時帰国した際に婦人科にかかってわかったものです。